関西大学校友会 芦屋支部
新体制でスタートした平成22年度支部総会
校友会芦屋支部総会は1月31日、芦屋市内のホテルに80人を超える校友、現役生、来賓を集めて開かれた。今年は「政権交代」ならぬ、大幅な「役員交代」で執行部を刷新した芦屋支部。
直林法廣新支部長のもとでの最初の総会として盛り上がった。
ウエルカムドリンクで迎えられた総会には、昭和10年卒の大先輩から1回生まで幅広い層の計84人が出席。昨年12月に就任した直林支部長があいさつに立ち、「スポーツ推薦の復活後、昨年のアメリカンフットボール部の大学日本一をはじめ、関大は今日の隆盛を果たした。日本全国の校友に夢と感動を与えてくれたが、まだやっと春を迎えた段階。〝関大から世界へ、世界から関大へ〟の言葉を胸に、優秀な学生がやってくることを期待している。
芦屋支部も活動の充実を図り、大学の隆盛に寄与したい」と力強く宣言した。
続いて来賓11人を代表して古川好男校友会副会長が祝辞を述べた後、上野義治前支部長に直林支部長から花束と記念品が贈られた。上野前支部長は自らの取り組みを振り返りながら、「地域支部の校友が、どう地域に社会貢献すべきかを考えてやってきた」と強調。
校友有志が参画した芦屋市立美術博物館の運営をめぐるいきさつを語る一方、子供たちに残すため、芦屋ユネスコ協会として取り組む「市民が選ぶ芦屋の未来遺産」への応募、協力を提言。「自分たちの住む地域で校友各々がその能力を使い、社会貢献に努めよう」とアピールした。
この後の第2部はお楽しみの「懇親会」。
体育会少林寺拳法部の安冨康介主将らによる迫真の演武、応援団リーダー部の森山佳広団長(第88代)による演舞が繰り広げられ、会場は喝采。羽毛布団や健康器具などが用意された「大福引き大会」では、当たり外れに一喜一憂。司会者の「しょうもない商品があったかもしれませんが…」の〝失言〟がそんな会場を和ませていた。
最後は逍遙歌で締めくくり、校友たちは支部新体制のスタートにあたたかい拍手を送った。
平成21年度関西大学校友会芦屋支部総会
・2009年(平成21年)2月7日(土)
地域文化を応援する
2月7日、芦屋市内のホテルで開かれた校友会芦屋支部総会は、単なる親睦の集いとしてだけではなく、新しい校友会のあり方を提言する場となった。初めて出席した上原洋充理事長も「社会、地域に貢献するのは大学の使命。芦屋支部の取り組みを心強く思う」と評価した。
芦屋支部が取り組む〝社会貢献〟とは何か。それは、厳しい運営が続く芦屋市立美術博物館への支援。総会で上野義治支部長は、昨年5月からNPO法人「芦屋ミュージアム・マネジメント」の運営に支部として積極参画している事情を説明し、「より良い町づくりのために尽くすのが校友会支部の役割」と強調、現役生も含めて参加した約100人の校友に理解と協力を求めた。
今年はこうした目的もふまえ、「文化講演の部」を新設。同博物館の明尾圭造学芸課長が、開催中だった「近世大坂文人画の世界」展について語り、芦屋支部との連携で母校所蔵のコレクションを中心にした貴重な展示が実現できたことを紹介、明尾課長はじめ、校友でもある同博物館の学芸員3人が感謝の意を述べるとともに、物心両面の支援を訴えた。
一方、「笑い」も忘れなかった。ちょっとお堅い話の後は落語も。校友で落語家の林家染太さんによる高座「ときうどん」で盛り上がりをみせ、懇親会では豪華賞品があたるビンゴゲームで一喜一憂、応援団の演舞で〝絆〟を深めた。
「硬軟」とりまぜて行われた芦屋支部総会。大型プロジェクターで最新の母校の姿を映し出したり、ウエルカムドリンクを用意したりするなど新たな演出もあり、企画した山本淑子副支部長らは大満足。その中でも「地域貢献」は、進取の気性にあふれた関大マインドを刺激するキーワードとして、芦屋支部校友の新たな行動目標になりそうだ。
(昭和60年 法学部卒 坂本匡弘)
平成20年度関西大学校友会芦屋支部総会
・2008年(平成20年)1月26日(土)
母校発展の一翼を担える芦屋支部を築いていきたい
上野義治支部長(昭43年学法二)の大きな決意表明とともに幕を開けた校友会芦屋支部の平成20年度総会。
1月26日の夜は世代を超えた交歓の輪が広がり、絆を深めた。
会場となった芦屋市内のホテルには、昭和10年卒業の大先輩から平成生まれの現役学生まで約70人が集った。
学歌を高らかに歌い、「関大人」としての意識を高ぶらせた後、総会では事業報告や会計報告などが行われ、来賓として出席した校友会の片山久江副会長からは感謝状。50年以降の卒業生でつくる「KU50's」(ケーユーフィフティーズ)を軸に、若い校友が支部活動をリードする先駆的な取り組みが高く評価された。
総会に続いて、お楽しみの懇親会。和太鼓の演奏や応援団リーダー部の演舞で大いに盛り上がる中、校友マインドを刺激するアピールも。芦屋市立美術博物館の明尾圭造学芸課長(平元院修文)が厳しい運営状況にある同館への支援、協力を訴え、関心を呼び起こした。
「高級羽毛布団」などの豪華賞品が用意された福引き大会では、番号が読み上げられる度に一喜一憂。最後は逍遥歌斉唱で締めくくり、再会を誓い合った。
「来年の総会は100人規模にしたい」と強調する上野支部長の心意気のもと、新たな1年のスタートをきった芦屋支部。地元への貢献を目指した「地域ネットワーク」づくりに向け、校友たちは一歩を踏み出した。
(河合洋成 昭59法)
平成19年度関西大学校友会芦屋支部総会
・2007年(平成19年)2月11日(土)
平成17年度関西大学校友会芦屋支部総会
・2005年(平成17年)1月23日(土)
若い人と大先輩が交流できる支部にしたい
1月23日に芦屋市内のホテルで開かれた芦屋支部の17年度総会は、山口良之助支部長が語る通り、10人を超える現役学生も参加するなど、世代を超えて関大校友の絆を深める場になった。 総会には約八十人がつめかけた。「若手も参加できる支部総会を」という方針は前支部長の宇津呂雄章・現名誉支部長のときから取り組まれ、今回は現役学生のほか、平成卒業組も約10人が姿を見せるなど、着実に輪を広げている。
特に、交流を深めたのが懇親会。卒業年で六十七年の開きがある参加した中で最高齢と最年少の校友がそれぞれ乾杯の音頭を取った後、ズシリと響く和太鼓演奏が約十五分繰り広げられた。これに負けまいと、応援団の金信裕・第八十三代団長らが声をからして演舞を披露。続いてビンゴゲームに突入し、一喜一憂で会場は大いに盛り上がった。
芦屋支部では、昭和50年以降卒業の校友でつくる「KU50‘s」の活動も盛んで、その中から昨秋生まれた校友同士の勉強会「KUセミナー」の紹介も行われ、若い校友の奮闘ぶりに大きな拍手がわき上がった。
来賓として訪れた上原洋允校友会長も、懇親会に先立つ総会で「芦屋支部の積極的な交流活動は心強い。創立百二十年を来年に迎え、大学は改革のさなか。この勢いを関大の前進に生かしてほしい」と力強く語った。
(河合洋成 昭59法)